JOYスポーツ接骨院 新潟市西区真砂4−7−3 TEL 025−211−2573
【あなたのチャレンジを全力で応援する】
JOYスポーツ接骨院
院長 中村です。
接骨院の世界がもっとワクワクするように
いつも考えています。
こんにちは。JOYスポーツ接骨院の院長中村です。
突然ですが、これを見ているあなたに質問です。
①年齢が50歳以上
②膝がミシミシ、ポキポキと音が鳴る
③膝を触ると、痛みがある
④膝の骨が大きく膨らんでいる
⑤朝起きると膝のこわばりがある
もしこの問いに、3つ以上当てはまるのであれば、
【変形性膝関節症】かもしれません。
本日は、この【変形性膝関節症】に関して、ブログを書いていきたいと思います。
ぜひ最後まで、ご覧ください!
【変形性膝関節症とは?】
最初の問いに、3つ以上当てはまってしまったあなた。とても不安だと思います。
ただ安心してください。
これから【変形性膝関節症】が何なのか?、どんな人がなりやすいのか?、どうすれば改善していくのか?を順にお話ししていきます。
まず、変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が、加齢や膝にかかるストレスが原因により、すり減ってしまい、痛みが生じる症状です。
軟骨がすり減ると、膝関節の骨と骨のすき間が狭くなって、骨が変形したり、骨にトゲ(骨棘)ができ、それにより痛みを感じます。
この変形性膝関節症は、変形が大きく進行してしまうと、場合によっては、人工関節に取り替える手術を行うことがあります。
現在だと、人工関節の寿命は15〜20年と言われておりますが、症状の発症年齢が早かったりすると、生きているうちに、人工関節の入れ替えを行わざるを得ません。
ですので、手術をしなくてもいいように体づくりを早期に行うことが、大切です。
【どんな人がなりやすい?】
次にどんな人がなりやすいかを話していきます。
現在この【変形性膝関節症】を患っている有病者の数は、約2500万人と言われています。
また、その中でも
・女性に多い(男性の1.5〜2倍)
・40代以降に発症(70代がピーク)
といった特徴があります。
また【変形性膝関節症】の症状にも、
・内側型大腿脛骨関節症(内側型)←最も多い
・外側型大腿脛骨関節症(外側型)
・膝蓋大腿関節症(前方型)
の3つに分類されます。ただ一番多く症状が出るのは、内側型です。
さらに、なりやすい方の特徴として、
①局所(膝)、②全身、③社会的な要因がそれぞれあります。
①局所:肥満、使いすぎ、関節の不安定性、関節の形態異常
②全身:加齢、性別、メタボ、遺伝、代謝異常
③社会的要因:体を動かさない生活(運動不足)
これらに当てはまると、【変形性膝関節症】になりやすくなります。
あなたはいかがでしたでしょうか?
次に改善するためには、どうすればいいのかをお話ししていきます。
【ではどうすればいいの?】
まず結論から言うと、この【変形性膝関節症】は骨の変形になるため、完全に元通りにすることは、難しいです。
症状の進行が強い患者様には、正直に当院でもお伝えしています。
やっぱりなってしまったら、だめなのか。
そう思ったあなた。諦めないでください。
まだ出来ることがあります。それを次で話します。
僕は、すでに症状が出ている方、そして【変形性膝関節症】の疑いがある方、症状の度合いによりますが、早期に膝に対して治療やケアが出来れば、症状の進行と手術(人工関節)は避けられると思います。
なので、本日はそのために必要なことを、2つお伝えしていきます。
僕が提唱する【変形性膝関節症】に必要な2つのことは
①膝以外の股関節、足関節(足首)の柔軟性向上
②局所(膝を安定させたり、負担を減らすため)のトレーニング
です。
まず、①膝以外の股関節、足関節(足首)の柔軟性向上ですが、
これは言葉の通り、股関節と足首を柔らかくして、膝の負担を減らしていくことです。
よく患者様にお話しすることで、人間の体には「ジョイント バイ ジョイント」と呼ばれる考え方があり、それは動く関節と安定の関節がそれぞれ存在するということです。
ちなみに膝は安定の関節です。そして股関節と足首は、動く関節です。
それが股関節、足首が硬い人は、膝が動いてしまうことで、負担がかかり、痛みに繋がるケースが非常に多いです。
そのため、股関節、足首を柔らかくする治療を行なっていくことで、症状が緩和する事例は多くあります。
股関節や足首が硬い方は、要注意です。
次に、必要な②局所(膝を安定させる、膝の負担を減らす)トレーニングですが、これは皆さんが想像するキツいトレーニングのことではありません。
比較的キツくないトレーニングで、【変形性膝関節症】の進行は防げます。
そのために必要なトレーニングで鍛える部分は、
・内側広筋(ももの前の筋肉)
・臀筋(お尻の筋肉)
この2つが大切だと考えます。本日は詳しいトレーニングは、お伝えしませんが、もし気になる方がいれば、いつでもお気軽にご連絡してください。
この2つがきちんと働き、機能するようになれば、症状の進行は防げますし、負担が少なくなることで症状も緩和してきます。
いかがでしたでしょうか?
本日は【変形性膝関節症】について、お話ししていきました。
このブログを通して、何が言いたいのかというと、結論、
【変形性膝関節症の症状は緩和出来るし、手術も避けられる可能性がある】
ここに尽きます。
もし現在膝の痛みで、辛い思いをしている方、そして良くなることを諦めている方がいれば、ぜひこのブログを読んで頂きたいです。
そして、一度このJOYスポーツ接骨院に来て、膝の状態を見させてください。
症状が進行してしまう前に、少しでも早く診させて頂ければ、何かお力になれることがあると思いますので、勇気を持って、一歩踏み出して頂ければ、嬉しいです!
本日は、最後までご覧いただき、ありがとうございました。